警察機関の理不尽


警察機関の理不尽

3年以上前に、2回違反をして、2時間の講習を受け、免許を更新した。

そして、今年、免許更新となり、案内の葉書を見て、驚いた。

 区分「違反」、「講習」2時間

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前回、講習を受け、それが認められ、免許更新されたのに、

なぜ、ふたたび講習を受けなければならないのか。

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その問いを試験場窓口で受けてくれた若いお姉さんは、

「5年以内の違反は、ルールで講習を受けなければならないことになっています」、と。 私は、納得せず、

「それは既に聞いています。だけどルールは根拠があって決められているはず。ここは北朝鮮ではないのだから、その根拠を聞かせてください」と返した。

首肯しつつも、しどろもどろになるお姉さんに代わって、

後方から中年の男性が現れ、女性係官を退けた。

私は質問を繰り返した。

何度か押し問答があった後で、係官は、

「それは、こちらでは答えられない、上の人に訊いてもらわないと」、と。

私は、

「だけど、決まっていることなら、あなた方でも説明できないとマズイでしょう」

と、返す。

 係官は、私への通知に違反内容が明記されているのを指さしながら、

「これの講習が終わっていない」、と。

「私は、それを含めて、違反講習を受けたから免許が更新されたのです。それから違反はしていないのに、なぜ、また講習を受けなければならないのですか?」

「ちょっと免許を貸して」

係官は、免許を何かの機械に載せて、履歴を調べているようだった。おそらく、更新以後、違反をしていないか調べたものと思われる。

結果、何ら、付言されることもなく、免許は返された。

その時点で、だいぶ時間がたっていて、応対している二人の困惑顔に怒りが重なっていた。それは同時に、応対打ち切りのサインでもあった。

二人がその場で背を向けたとき、

私は、 「説明できないでしょ?」と、念を押した。

一人が振り返って、

「いや、説明しない」、と。

 私は、人前もはばからず大声を出した。

「あなた方は説明できないことをやってるんです」

係官の顔は怒りの形相で真っ赤になっていた。

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根拠に基づいた所為は権威となる。

反対に、

合理性のない強制は権力となり、

放置されると、

やがてはそれが縛っている団体の膿となる。

団体が健全である条件は、

ひとつ一つの事案が説明できるということにある。

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それにしても、

あの手の機関に所属する人々は、

敬語、謙譲語の類を使うでもなく、

だいたいにおいて、

偉そうな口ぶりである。

おそらく、庶民を下にみているのだろう。

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老子に「柔弱謙下」という思想がある。

直接には、弱く、へりくだって、謙虚に頭を下げる、の意だが、

表面的には負けているようで、

そういう態度を採れることが、

却って人としては器が大きく、優れ、勝っていることを示している。

台風によって、大木は倒れるが、

雑草は風のままに身を任せ、災難をやり過ごす。

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このようなクレームを受けたとき、

小さな企業に勤める人ならば、

ただただ頭を下げ、謝罪をして、

そうすることによって

相手に二の句を継げさせず、

その場をやり過ごすだろう。

逆に、自分が上だと勘違いしている人は、

柔軟性を欠き、

人間としては愚かであるという気がしてならない。

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そんな気質が

現在この国を掌っている政治家気質と

重なって見える。

                2024,04,07


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