先日、BS-TBSで放送されていました。 何十年も前に一度観たことがあったけど・・・ 泰緬鉄道が題材になったこの作品、 鉄道建設のためにどのようなことが行われたか、 少しばかり知識をもったうえで、改めて観てみると、 史実とあまりにもかけ離れた内容で、・・・ 映画がどのような動機に基づいて作られたのか、疑問に思いました。 一本の独立した映画として眺めてみても、パッとしない感じがします。 どなたか、映画に詳しい方教えてください。
- コメントを寄せて下さった方がいました、
本作は、戦争と人間のドラマとして、虚構と割り切れば格調高くスケールもでかい悲劇映画だと思うのですが、事実とかけ離れた部分が多く、なまじ「良い映画」なだけに、本当にこんなだったと思われると困る部分が確かにありますね。
原作者のピエール・ブールという小説家が、これがクセモノでありまして、実はバリバリの白人至上主義者であったようです。
彼の経歴・従軍歴にははっきりしない部分があるようなのですが、本人いわくによると、大戦中に自由フランス軍兵士として仏印で抗日戦闘に邁進し、現地政府軍だか日本軍だかの捕虜になって、有色人種に散々に虐待された、と。
終戦後、その憎き東亜人への恨みを投影して書いた小説が「戦場にかける橋」の原作小説であったと考えられています。
なので、猿知恵な日本軍の技術者は木(日本人だけに?)の橋をかけようとして散々失敗を重ね、欧米人の知恵と技術(労力もですが)を借りてようやく事業をなしとげかける、というありえない展開で日本人をディスった、と。
映画化にあたっては、だいぶ、そういう日本人憎しの味わいを薄める脚色がなされ、立派な軍人を出したりもしていますが、結果、こういうちょっと不思議な作品になったということかと思います。
実在しなかった空想の戦場の物語ということでは、「戦場のメリークリスマス」に近いのかもしれないですね。
ちなみに、ブールは「猿の惑星」の原作者でもあります。
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